安全保障委員会で尖閣諸島問題について質問をすることになった。
6月17日に「世界華人保釣連盟」が一千隻の船で尖閣諸島海域に押し寄せて、一部が上陸する計画があったが、その後一部の報道で断念したとの情報もあるため、その確認とまた不測の事態に備えての対策を聞くためだ。
同時に防衛省が、尖閣諸島が中国に占領されるシナリオを作成していることを5月9日付の産経新聞で報じている。これによれば、偽装漁民の不法上陸に始まり、宮古・石垣両島への武力侵攻までを想定、自衛隊が奪還作戦に踏み込む、対中有事シナリオになっている。このことも聞きたい。
そもそも本来は、尖閣諸島に政府職員を常駐させていれば、中国も不法上陸を計画できないはずだ。尖閣諸島は現在、政府が借りているのだから、警察か海上保安庁の職員をまず常駐させるべきだろう。それができていない中、万全の対策を講じる必要がある。
昨年6月にも、インドネシアで中国の大型漁業監視船とインドネシア海軍艦船とが衝突寸前となった出来事もあった。
5月5・12日号週刊文春でも「中国人民解放軍 尖閣上陸作戦」という記事を掲載している。この記事によれば、中国の漁業監視船が、尖閣諸島の領海内に入ってきたり、中国人民解放軍の海軍陸戦隊と特殊部隊を上陸させるという計画もあるという。
これらを未然に防ぐためのシミュレーションだけでなく、法的整備が必要だ。防衛省が昨年12月に策定した新たな「防衛計画の大綱」では充分な対策が講じられているとはいえない。
いずれにしても、尖閣が北方領土や竹島のように、他国に支配されないための事前の対策づくりをすることが、一番の安全保障である。






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