国際観光産業【IR】としてのカジノを考えるイベントがお台場・ヴィーナスフォート教会広場であり、17時からのパネルディスカッションに参加する。
テーマは「国際観光ディスティネイションの条件としての文化芸術と伝統芸能」でパネラーは私の他に、歌舞伎役者の市川団十郎さん、日本画家の藤島博文さん、華道池坊家元夫人で衆議院議員の池坊保子さん、IR議連会長で衆議院議員の古賀一成さん、三菱UFJリサーチ&コンサルティングKKの芸術文化政策センター長の太下義之さん、そして司会が溝畑宏観光庁長官だった。
2010年にシンガポールは、国際観光産業としてのカジノを導入して大成功している。2005年にシンガポールの国父リークヮンユーは次のように言っている。
「私は今でもギャンブルが嫌いです。しかし世界は変わりました。シンガポールは変化すべきでしょうか?それともまだカジノがあるという理由でIRを拒絶すべきでしょうか?もし我が国が拒絶したら、世界で活躍している人々の国名リストからわが国は削除されてしまうでしょう。必ずや我が国は前進します。さあ、やりましょう!」
日本も同じだ。しかし、日本でシンガポール、マカオ、ラスベガスと同様のコンセプトでしても意味がない。日本の芸術・文化とミックスさせIRをその発進の「舞台」として活用したらどうだろうか。
歌舞伎・能・文楽・浄瑠璃・お茶・お花・日本画や日本の工芸美術などなど、外国人や日本人がもっと身近に、それらを鑑賞したり楽しむ機会をIRエリアに集中させ、同時に温泉も含めたリゾートエリアにしたら、世界で唯一のIR場所になるのではないだろうか。
それを、まずは日本国内にそれぞれの地域コンセプトで、とりあえず2・3ヶ所、全部合わせても10ヶ所以内に限定したらどうだろう。1円の税金も投入しないで、日本を元気にさせる特効薬だ。
産経新聞のオピニオンでカジノ構想についてのアンケートが載っていた。
① カジノ解禁の動きを知っているか Yes→81% No→19%
② カジノ合法化に賛成か Yes→69% No→31%
③ 解禁された場合、収益の一部を震災復興に充てる案に賛成か
Yes→74% No→26%
予想以上に高感度が高いので嬉しく思った。大王製紙の元会長の問題が報道されている中で、もっと反対が多いのではないかと思っていた。
既に世界120ヶ国以上で合法化されている。合法化されることにより暴力団の資金源を逆に断つこともできる。
確かにギャンブル依存症はあり、元会長のような事例は今後もありえるだろう。米国では収益の1%以上をギャンブル依存症患者の治療や研究に使う法も整備されている。当然成人以上が対象であるし、場所によっては国内人に対し制限を設けるところがあってもいい。
シンガポールのように、実際カジノエリアは3~5%ぐらいで、他はすべてエンターテイメントやリゾートエリアだ。つまり総合国際観光産業の一部であり、家族で行って楽しむところだ。
パチンコのようにどこでも出来るわけでもなく、とりあえず全国で3ヶ所程。全部許可しても10ヶ所で、場所が限定されている。
人心荒廃を招くおそれが無しとは言えないが、別の手だてが必要だろう。増税によらない景気浮揚も魅力ではないだろうか。カジノの合法化と品格ある国家の建設とは相矛盾しないと考えるが、どうだろうか。皆さんの声をお聞きしたい。






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