創生「日本」

 

 創生「日本」第3回東京研修会が憲政記念館であった。地方議員と一般会員も含め500名以上が参加し、活気があった。

 

 創生「日本」は超党派の議員連盟ではあるが、自民党以外は平沼赳夫氏ら23名で、他は全て自民党議員で約80人の会員組織で構成されている。

 

 亡くなった中川昭一さんが創設した真保守研究会が母体になっている。自民党の中でも保守系の議連である。

 

 国会議員の議連であるにもかかわらず、多数の地方議員や一般会員が集まって来るのは、安倍晋三会長への期待感であり、保守政治をきちんと建て直して欲しいという国民の声でもあると思う。

 

 自民党の中でも創生「日本」を中心に大きなうねりを創り、他党の保守系議員も巻き込んで政界再編をし、もう一度安倍晋三首班の保守政権を樹立したい。

 

 かつてのような安倍氏に対する期待感はまだ自民党内においても国民の中においても湧き起って来てはいないが、創生「日本」の研修会ではそれが確実にムーブメントとして起きてくる可能性を感じたのは私だけでなかったと思う。

 

 何より、このままでは日本は崩れてしまうという危機感。それを建て直すには戦後レジュームから脱却し、新しい本当の独立国家日本を創生していこうという志。これまでのしがらみをリセットし、日本を創生するためにはしっかりとした信念と哲学を持った安倍晋三氏の再登板が必要であると私は思っている。

 

 私利私欲でなく、この愛する国日本のために立ち上がる時だ。

龍馬プロジェクト関東ブロックの会合があり、1部の基調講演で教育問題を中心に講演をする。

 

龍馬プロジェクトは若年の意欲ある地方議員を中心とする集まりで、現在約200人が参加している。神谷宗幣会長(吹田市副議長)を中心に全国で会員拡大を行っており、今回は東京キャラバンとして細川正博関東ブロック長(豊島区議会議員)の依頼で基調講演をした。

 

創生日本(安倍晋三会長)との縁があり、神谷会長はじめ主力メンバーが創生日本の研修会には参加してくれている。

約40人が参加していたが、自民党所属議員は7、8名。一番多かったのはなんと「みんなの党」所属議員で、次が無所属議員だった。地方議員では無所属はよくあることだが、みんなの党が多いのには正直びっくりした。

それだけ若く政治を志す人達にとって、これまでだったら自民党が受け皿になっていたのに、残念ながら現在は「みんなの党」がかなりの受け皿になっている。

民主党所属議員は1人もいなかった。組合出身の議員でもない限り、若い人は今の民主党ではとても政治活動をやっていけないだろう。ましては龍馬プロジェクトの会員メンバーは、今の日本を憂い、新しい国家ビジョンを掲げて日本を「洗濯」しようとする草莽くっ起のメンバーだ。

彼らと合流し、この日本を建て直すために私も国会議員として頑張りたい。 しかし、彼らが国政を目指すとしても、現在「みんなの党」にしか受け皿がない。政界再編成し、保守の勢力を1つの大きなうねりにしていかないと、若い血を流入できない。

「創生」日本の拡大総会があり、百地章日大教授により「皇室典範の改正(女性宮家)について」の講演があった。

安倍晋三会長以下国会議員が50名集まったが、男系男子維持については、ほぼ全員の声だろう。

問題は125代、二千数百年以上続いた男系男子を維持することが今後難しくなる中で、どのような方策を取れるかだ。百地先生から以下の3案についての提案があった。

1)「養子」案(皇室典範の改正)

  ・旧11宮家の男系男子に限り「養子」に迎えることが可能となるよう定める

2)旧宮家男系男子による「皇族身分の取得」案(特別措置法案の制定)

  ・旧11宮家の男系男子孫のうち、独身の若い方々にまず「皇族の身分」を取得して戴き、その上で男子後継者のおられない現宮家を継承したり、新宮家を創設したりして戴こうというもの

3)旧宮家男系男子による「皇族身分の取得」案(皇室典範の改正)

  ・旧11宮家の男系男子に限り「皇族の身分の取得」が可能となるようにする。

いづれにしても、戦後行われた「11宮家の皇籍離脱」はGHQの圧力によるものであって、歴史上見られた「臣籍降下」とは本質的に異なるということである。

戦後66年もたってから改正するのもいかがなものかとの意見もあるが、女性宮家の創設よりも、歴史的に見て、以上の3案を議論することが最も適切であると私も考える。

新聞『アイデンティティ』に私の寄稿が掲載されました。

(以下『アイデンティティ』第53号より転載)

「救国勢力結集の中核としての『創生「日本」』

今、国の在り方が問われている

甚大な被害をもたらした3月11日の東日本大震災によって私達の意識は大きく変わった。体験したことのない巨大な地震・津波、原発事故、交通機関の麻痺、そして計画停電と産業への影響等、今もなお大きな爪痕を残している。

私達は無意識のうちに、未来は確かにあると思っていたが、未来は不確実であり自ら創っていくものだと思わざるを得ない状況に立たされている。そして同時に国家のあり方も考えるようになった。復旧復興対策が全く進んでいない。未だに避難所暮らしをしている方々はたくさんおり、ガレキ処理や福島第一原発の対処もできていない。国家を構成する三要素は国民・主権・領土であるが、それを蔑ろにしたこれまでのあり方が問われているのではないか。これから本当の意味で戦後レジームを打破して、日本を再生しなければならない。

民主党政権は政治主導の名の下に、我が国の主権、国柄、国益を損なう政策を推進しつつある。

具体的には夫婦別姓や永住外国人地方参政権、自治基本条例など、家族や国の骨格を危うくする政策だ。

この未曾有の大震災の中で、私達日本人はパニックに陥ることなく、秩序正しく行動し、助け合い、世界を驚嘆させた。

震災で示された日本人の自制心

最期の時まで町役場で警報を流し続けた遠藤未希さん、決死の覚悟で原発へ放水活動に向う消防士と「日本の救世主になって下さい」とメールを送った奥さん、原発対応にあたった自衛官や消防士、警察官など、死ぬか生きるかという場面に直面して自分の命よりも公の為に徹した方々がたくさんいた。それは大切な家族を、故郷を、そして日本を守るためだったといえる。そして全てを失った人々が命一つ助かり、自分よりも困っている人を思いやろうとしている。この人達が立ち上がる力になるのが、家族の絆だ。私達はこの絆を大切に、後世に引き継いでいかなければならない。

政権交代以降の社会主義的・全体主義的体質から脱却し、健全な保守の理念に基づいた新しい政権を創り、我が国の国益、地域共同体、そして家族を守っていくことが国会議員としての私の責務だと強く感じている。

主権・国益には党派を超え取り組め

一方、我が国を取り巻く安全保障環境も急激に変貌を遂げている。尖閣諸島沖では中国漁船が領海侵犯し、海上保安庁の巡視船に体当たりしたが、船長を釈放した。昨年中国は海島保護法で尖閣を開発対象に位置付けるとともに、国民動員法を制定している。昨秋の尖閣事件は決して偶発的なものではなく、こうした中国の国家戦略に位置付けられている。

竹島では韓国が開発を進めており、韓国側の主張を調査するために鬱陵島へ向おうとした自民党国会議員は、金浦空港で韓国に入国を拒否されるというあるまじき事態が発生した。

また、ロシアでは大統領をはじめ閣僚が北方領土を訪問している。我が国の主権が脅かされるような事案が立て続けに発生しているのに、何一つとして有効な対策を打てていないのが、現政権の現状であり、自民党もそれについて残念ながら有効な対策を講じられていない。日本国憲法の前文に、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあるが、戦後67年たって国際社会はこのようになっているとは決していえない。領土を守ることが国家主権確立の基本だという認識にたち、積極的に行動し、主張・提言を行わなければこのまま領土を失うことになりかねない。そのために党派を超えて結集することが必要だ。

創生『日本』は、「国民ひとりひとりが、真・保守主義の根本理念の下で、皇室を戴き、歴史と伝統を有する我が国に対して自信と誇りを取り戻し、経済社会の発展を図り、平和で豊かな世界を目指し、夢と希望と誇りを持てる日本を築いていく」という認識を共有している同志の集まりだ。

主権回復60年を機に戦後レジーム脱却を

来年4月には、日本が占領下からの独立を果たしたサンフランシスコ平和条約調印から60年という節目を迎える。

今こそ「戦後レジームからの脱却」に向けた政治の流れを強めるため、志を同じくする議員・候補者との連携・協力を図り、心ある国民・団体・地方議員にも呼びかけ、全国各地で保守の理念に基づく新たな政治の流れを創り出す国民運動を起こしていく。

また、最後に私がライフワークとしている教育についても一言触れたい。

教育は国家の礎だ。自虐史観から脱却した歴史教育や社会に貢献する公民教育への転換が求められている。

どの国の歴史にも光と影があるが、自分達の祖先や国に誇りを持てずして本当に幸福になれるのだろうか。我が国は世界に誇れる伝統、文化、技術にあふれている。今の日本を創ってくれた先人に感謝しながら生きる知恵を学び、そしてそれを伝えていくのが今を生きている私達の責任だ。

創生「日本」として、一日も早い震災復興と明日に夢と希望をもつことのできる「日本」の創生のために全力を尽くす覚悟だ。

日本を創新する会主催の「よい国フオーラム」に創生「日本」の副会長として来賓挨拶があり出席する。日本創新党が母体で山田宏党首、中田宏代表幹事の会であり、松沢成文氏が副会長を務めている。

昨年の参議院選挙の時には、創生「日本」とたちあがれ日本、日本創新党が救国ネットを組み、山梨県では日教組のドンである興石東民主党候補の対抗馬宮川典子自民党候補をみんなで応援するなどのつながりがある。そのようなことから、来賓には平沼赳夫氏も出席した。

日本青年館中ホールは満席だったが、やはりまだまだパワー不足だろう。いずれ保守勢力が政権を奪還するためには、自民党が吸引力を持ってまとめ上げるか、政界再編成をして、たちあがれ日本や民主党内保守派を含め、大団結しなければ、本当の日本の建て直しは難しいと考える。大会では基調講演で「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」というテーマで竹田恒泰の話があった。竹田氏は、日本国憲法の制定により、学校教育の場で、天皇主権が国民主権になったと教えているが本当だろうかと疑問を持ったことからスタートしたと言う。

学校教育の解釈はまちがいで、主権には、実質的な側面と形式的な側面があるという。憲法改正の例で言えば、改正の内容を決定するという主権の実質的側面は国民がに担い、憲法改正を公布し発効させるという主権の形式的側面は天皇が担う。前者を「権力」後者を「権威」と」置き換えられるとした。

すなわち明治憲法でも現憲法でも、日本国の主権は天皇と国民の絆の上に成立しているもので、これを「君民一体」と言うとしている。竹田氏の解釈は妥当だろう。そして日本という国は、もっとはるか以前から、権力と権威を分けて統治機構が成り立ってきた。織田信長も源頼朝も、そして徳川家康も自ら天皇になろうとはしなかった。武家が権力を持ったが、天皇家の権威を侵犯しようとすることはなかった。

それが神話から貫なるこの国の国柄でもある。日本は権威と権力を分離したことにより世界で一番長い国、つまり安定した国となっている。そしてそれをこれからも未来永劫続けるべき役目が、現在生きている私達にあるだろう。

創生「日本」の研修会が憲政記念会館で開催され500人を超える地方議員や一般会員が集まってくれる。

平沼赳夫最高顧問、安倍晋三会長、櫻井よしこ来賓挨拶のあと、教育提言は私、安全保障は岩屋毅氏、経済社会政策は高市早苗氏から緊急アピールとして教科書問題を古屋圭司氏からそれぞれ発言があり、特別講演として中西輝政京大教授からの話があった。

本来、明日の内閣を組閣するだけの保守勢力の結果であるが、残念ながらマスコミの注目度はゼロに等しい。 民主党内のどうでもいいゴタゴタや幹部の発言はメディアの対象となるが、このような本質的な国家の危機に立ち上がる集団への取材はほとんどない。

日本のマスコミは特に保守勢力に対しては厳しい姿勢であり、一般的には無視をし、何かあった時だけ批判的に取り上げる傾向がある。

中西教授はイタリアの左翼勢力を参考に菅総理が師とする松下圭一氏を始めとする日本の左翼勢力が着実に長期的戦略の下、その勢力を拡大するための努力をしてきたと述べておられたが、日本の保守勢力の我々こそ、それを戦略として学ばなければならないだろう。

ただ政権奪還すれば済む話ではなく、その後日本の国をどう再建するか、それは10年20年がかりの大仕事であり、壮大な国家ビジョンと戦略戦術そしてそれを実現していくための大掛かりな人材が求められる。

創生日本の役員会で私の提案しているバウチャー制度が話題になる。

バウチャー制度とは、学校選択制と児童生徒数を勘案した予算配分による学校改善システムであり、これによって適正な競争原理で学校の質を高めるものである。私は現在の日本の教育制度は護送船団方式でなおかつ社会主義システムそのものであり、新しい時代の変化に的確に対応できなくなっていると考えている。

全てに一気にということではなく、例えばいくつかの希望する都道府県の高校部に限定して、特区バウチャー制度の導入を計り、教育の活性化を促すことから始めたらどうだろうか。

例えば東京都で導入した場合、

   都立高校 生徒一人当たり 公費負担額140万円、私費負担額10万円

   私立高校 生徒一人当たり 公費負担額40万円、私学負担額70万円である。

同じ高校生のに税金投入額が大き異なるのは不公平ではないか。

これをバウチャー制度を導入することのより、一律公私問わず生徒一人当たり例えば120万円を教育クーポンのような形で配布し、公私の経済的格差をなくすものである。これまでの機関補助に変え、教育の活性化を計る。公立であっても生徒が集まらなければ廃校となる。

親方日の丸でなく、教育現場の一層努力と創意工夫を認め教育活性化のインセンティブとしたらどうだろうか。

私の後援会である近畿博友会(大阪帝国ホテル)があり、大震災以後初めて関西に来る。

東北とは距離があり放射線も関係ないことから、東京人の意識とは違うかと思っていたが、まったく同じで東日本大震災はすべての日本人の意識変革に影響していることを感じる。

近畿博友会でも何人もの人が東北におもむき支援やボランティア活動をしていた。教育関係者が多い会だが、「生きるとはどういうことなのか勉強し志を立てることの大切さ」等、学習塾であっても人間学を子供達に説いている人もいる。

私は「日本創生の緊急提言」「教育立国日本への政策骨子」を資料に使って1時間ばかり講演をした。特に、①東北被災地域を中心に太陽経済関連と雇用の創出 ②自然と共生する太陽経済国家、世界に開かれた活力ある経済等と太陽経済という言葉を使ったがそれを天照(アマテラス)経済と、太陽を天照(アマテラス)という言葉に替えた方がいいのではないかとの提言があった。

私は「日本創生の緊急提言」の10番目に「皇室をより日本国の国柄に合った位置づけに」で皇位継承や宮中祭司、皇室経済を取り上げているが天照経済とはこの国難にすばらしい命名だと思った。

みんなそれぞれの分野で一生懸命頑張っている。日本が大好きで日本のために人々のために尽したいとそれぞれの仕事で努力している。

私が皆さんからエネルギーをもらった。

勉強会の会合が多い一日だった。

8時30分より、党の国家戦略本部第6分科会で私は座長代理をしており、経団連の教育部会岩波利光NEC副社長をはじめ、幹部をお呼びし、「グローバル社会における日本の教育のあり方」について提言をお聞きする。

10時からは、日本会議国会議員懇談会があり、幹事長なのでこれも司会をする。青山繁晴氏から福島第1原発の中に入った臨場感あふれ迫力のある講演があった。天災から人災になってしまった原発について、現場からの具体的提案があり、国会議員44人が参加していたが、席を立つ人がほとんどいなかった。

11時30分からは、清和研の幹事会・総会があった。 今年採択される中学校の公民・歴史教科書がさらに偏向しているとの問題資料が配布された。  近々に講師をお呼びし勉強会をすることにする。

本会議をはさみ、15時からは副会長をしている創生『日本』の佐伯啓思・京都大学大学院教授による「大転換期におけるこれからの我国の方向性」についての講演がある。

16時からは、今回からスタートする皇室研究会の会合があった。 私と民主党の渡辺周氏が世話人となり、超党派の若手保守派23人の限定メンバーにより、今後皇位継承、宮中祭司、皇室経済について提言していきたい。  第1回は小堀桂一郎東大名誉教授による記念講演があった。 3、11以降の日本の理想的国柄を考えたい。

18時からはアフラックの大竹美喜最高顧問、学究社川端真一社長、リッキービジネスソリューションの渋谷耕一社長と「人間学」について意見交換する。  これから日本と求められる本物の教育、「人間学」をどのような形で進め、一気に広げられるか話しあった。

創生「日本」の総会で講演をした。 これを基本に創生「日本」としての教育政策を提言する。 以下が配布したレジユメである。 

多くの方のご意見を伺いたい。

創生日本 教育政策骨子(案)

「教育立国日本」の創生

1.世界トップの人間力の国へ

1)全国学力の全員参加を復活させ、PISAで世界1位を目指す。

2)6・3・3・4制を改め、幼児教育、義務教育、高校、大学の修業年限と役割を再構築。

3)グローバル社会に対応できる言語力・論理的思考力・交渉力の養成。

2.日本人としての教育再生 -徳育教育と歴史教育の充実

1)平成版教育勅語を起草し、価値の基軸を伝承。3・11以後だからこそ、日本人の魂を鍛える教育をするという日本らしさの原点を覚醒する教育を行う。

2)徳育を「教科」とし、偉人伝、古典、芸術、文化などを活用し感動を与える多様な人間教育教科とし、「人間学」と改める。

3)日本に誇りが持て、世界で通用する国際人ともなれる歴史教育を行う。高校も日本史必修化。

4)体験活動により子供の心と体を育てる。

    小学校の自然体験活動、中学校での社会体験活動、高校での奉仕活動を推進する

3.世界トップレベルの大学、大学院への抜本的な改革

1)多様な大学入試を進める(東大入試の1割は学力テスト以外で行う)

2)9月入学への変更、教員の国際公募、英語による授業

3)日本版ギャップイヤーを導入

*     3月高校卒業後、ボランティア活動・海外協力隊など多様な奉仕活動を9月入学の条件とする制度。

4)毎年10万人の若者を1年間海外に国費として留学させ、世界に通用する人材を国家戦略として育てる(アーティスト・トップアスリート等あらゆる分野の若手を応援)

4.バウチャー制度(学校選択制と児童生徒数を勘案した予算配分による学校改善システム)の導入により、適正な競争原理で学校の質を高める

現在の日本の教育制度は、護送船団式でなおかつ社会主義システムであり、新しい時代の変化に的確に対応できなくなっている。

例えばいくつかの希望する都道府県の高校部に限定し、特区バウチャー制度の導入を計り、教育の活性を促すことから始める。

ex) 都立高校 生徒一人当たり 公費負担額 140万円

私立高校 生徒一人当たり 公費負担額 50万円

都立高校 生徒一人当たり 私費負担額 10万円

私立高校 生徒一人当たり 私費負担額 70万円

これをバウチャー制度を導入することにより、一律公私問わず生徒一人当たり例えば120万円を教育クーポンのような形で配布し、公私の経済的格差をなくす。

これまでの機関補助から個人補助に変え、教育の活性化を計る。公私とも生徒が集まらなければ廃校となる。

5.教員免許更新制により頑張る教員をすべての子供の前に。

不適格教員は教壇に立たせない。10年で更新。

6.文科省、都道府県教育委員会、市町村教育委員会、学校の役割分担を見直し整理する

1)義務教育は市町村教育委員会への人事権を含め委譲する。

7.教育の政治的中立を確保するための「新教育三法」の改正

1)「教育公務員特例法」違反者に罰則規定を設け、教職員組合(日教組等)の政治的中立確保および選挙活動、強制カンパ等の違法活動を防ぐ。

2)「地方公務員法の改正」。教職員組合の収支報告を義務づけ、公金を原資とした資金の透明化を図るとともに、違法活動団体は人事委員会の登録団体から除外する

3)「義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法」の徹底を図り、教育委員会等に必要な調査を義務づけるための法改正を行う。

8.新規参入しやすくし、学校の教育を新しい時代に合ったものにする(教育の自由化)

1)日本版チャータースクールの創設

地域の人々や親・教育者が求めれば公立の学校を設立することができる仕組み

全米で約5000校、100万人の生徒が通う

立派な校舎、校庭がなくともスタートできる

5ヶ年程度の契約で、一定の学力と公金が適切に使用されていれば、再契約できる新しいタイプの公立学校

2)教育特区で「新しい学校」を認可する

規制緩和を行い、新規参入をしやすくし、教育の活性化を計る

既存の学校の教育を時代に合ったものに変えるためには、競争原理を導入した方が早い

3)教育理念を大切にする私学の参入を計り、これまでの頭を鍛えるだけの教育から人間力教育への転換を加速させる

アーカイブ;2003年7月から

教育再生 日本創生 下村博文

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