自民党に対する批判も厳しい。16年ぶりに私の清水地区後援会をリニューアルにし役員を中心とした忘年会を開いてもらった。次の選挙に向け、政権奪還に向けた足固めをしているところだが、民主党政権に対する批判は当然としても、それに対しても自民党にも期待の声が上がってこない。どっちもどっちといった声が大半だ。
私にとっても自民党にとっても正念場だ。それもここ数ヶ月といったところだ。来年の6月頃に解散総選挙に追い込むとしても、このままでは自民党もたいして勝てないだろう。いずれの政党も過半数を得ることができず、政治が泥沼化することを危惧する。
片岡喜吾後援会長が3・11以降、毎日書いている私のブログをプリントアウトとして皆さんに提示していただいた。その枚数は270枚近くにもなる。3・11で私は覚醒したと思っているが、それはまだ小さな波にもなっていないこの政界の現状に、忸怩たる思いがある。
午前中も「衆参を完全に対等統合して一院制の国会を創設する議連」の会合があった。2016年までに一院制にして定数を3割削減500人にするものだ。選挙は都道府県単位の大選挙区制にし、2~3名連記の制限連記制を基本とする画期的なものだ。
しかし、国会議員参加者が10人ぐらいしかいない。121人が入会しているのに、この低調だ。
「全ての国会議員を替える新党だ!」の流れも、国民の不満を爆発として出てくるかもしれない。大阪の流れはすでにそのような流れだ。
私にとっても、自民党にとっても、すべての国会議員にとっても命を賭けた勝負の時が来ている。そしてそれは日本の命運そのものでもある。
板橋自民党議員団の忘年会で特に生活保護が話題になった。全国で過去最大の205万人受給数を更新しているが、板橋区内でも17500人、受給額340億円で23区内でも、3~4番目の多さである。
国が3/4負担していることもあり、各自治体の危機感もそれ程ないが、このまんま増えていったら大変であることはまちがいない。
実際生活保護と同程度の収入世帯はその4~5倍はいるとされ、全ての人が権利として受給を求めたら、この国はつぶれてしまう。大方の日本人はまだ勤労意欲を持っており、お上の世話にならないで、自分でできることは、自分でしようとの自立心を持っている。
一方年金制度においては、年金をきちんと積み立てない無年金者が老後に生活保護を受け、きちんと積み立てた国民年金者はその2分の1も受給額が少ないという構造上の問題点も、改めて指摘されるようになっている。若い世代は意図的に年金を積み立てなくなっている層が特に多くなっている。これも生活保護を受けるのは恥ずかしいという概念がなくなってきている証左だ。
板橋区においては、生活保護者で働ける人には、労働や労働ボランティアの業務を課したらどうかとの提案もあった。第一義には仕事をつくる経済対策が政治に求められるが、働ける人には、奉仕活動としての労働ボランティアをすることを区としても取り組むべきだろう。
そして、やはり教育だ。能力を高め就活ができるためのスキルアップは必要だ。一人ひとりのやる気を出す仕組みは大人に対しても設けることだ。日本人はもともと勤勉性の高い民族であったはずだ。コツコツと地道ではあっても働けば、食っていける環境をキチンとつくることが政治の役目だ。
20日(日)は午前中香川県自民党第2選挙区支部で講演をし、広島に向かった。途中以前から一度は訪れてみたかった倉敷に寄る。
倉敷は美観地区がそのまま残され当時の面影が偲ばれる美しい街だった。江戸時代、倉敷河畔は米や綿花などの物資の集散地として栄え、商人達が白壁の土蔵や屋敷を構えていたそうで、川岸の紅葉も映え、日本的な美があった。
その美観地区の中心にあるのが大原美術館で、ここも昔から訪れてみたいところだった。日本と西洋の近代洋画美術館であり、外の日本風景と一変して、中はゴーギャンやピカソやモネ等、洋画がたくさんある。倉敷紡績を経営する大原孫三郎が、画家の児島虎次郎のために創設したものだそうだ。
多くの観光客の流れとともに倉敷駅に向かうと、駅前で演説をしている声が聞こえる。近づくと、なんと橋本岳前代議士が1人で誰も立ち止まることもない通行者に向かって演説をしていた。元総理の息子というプライドも全て捨て必死になって訴える姿に感動した。「一日も早く解散総選挙に追い込むから頑張って!」と声をかけたが、本当に政治の世界は厳しくつらいものだ。
6時から中四国博友会が広島で開催される。西川敏博会長はじめ幹部の皆さんが気持ちのよいもてなしで会を盛り上げてくれる。ありがたいことだ。私が講演した中で特に「平成版教育勅語の起草」が参加者の関心を引いた。
出席者は学習塾をはじめほとんどが教育関係者であり、子供の躾や保護者の対応など、日頃苦労している人達ばかりだ。「人が人として生きる基本的価値を教えるのは当然で、これまで教育勅語も食わず嫌いだったが、読んでみればあたりまえのことを言っているだけだ。」との声も多く聞いた。
学習塾でも、ただ勉強だけを教えているわけではない。道徳やルール・マナーをきちんと教える塾だからこそ、地域に信頼されている。
そしてもう一つ関心があったのは、教育バウチャー制度だった。自民党の文科部会の中にも、バウチャー制度PTを立ち上げることにしたが、私が中心となって党としての提言を取りまとめたい。活力ある教育改革は、いろいろなチャレンジから生まれる。
香川県自民党県連ブロック会議が19、20日と衆議院3ブロックであり、時局講演の講師として来ている。
19日は、午前は第3選挙区(大野功統代議士)、午後は第1選挙区(平井たくや代議士)でそれぞれあった。県や自民党に対する要望を聞き、それぞれに各議員が答えていた。TPPに対する不安や批判、またそれに関連して農業政策について質問や要望が出ていた。20日は、午前中、第2選挙区(現在支部長空席)で同様の会議がある。
私には特に、「保守の政治のあり方」を講演してほしいとの要望がでていた。全ての自民党地方議員や党員は、現在の自民党にふがいなさと不満を持っているだろう。これ程、民主党政権がていたらくで国益を損じているのに、いったい自民党の国会議員は、谷垣総裁はじめ何をやっているのかの声が聞こえてきそうだ。
自民党らしい、保守本流の政策と理念をきちんと打ち立てて、突き進んでほしいとの声だろう。第1ブロックでは、具体的に、自治基本条例について説明要望があった。すでに高松市では一年程前に自治基本条例が制定されている。
自治基本条例の根底に、菅直人氏や仙谷由人氏が信奉する松下圭一理論があり、その危険性について指摘した。高松市議会議員の何人かから、いくつかの質問と、その経緯に至った説明があったが、私からは今後、修正するところは修正し、慎重な取り扱いを求めた。
市長は保守系であっても、自治労等連合や、民主党の推薦を得ると、どうしても彼らの要望を無視できなくなる。オール与党体制は、逆に最も問題が多い体制である時代に現在なっている。
20日から12月9日までの51日間の会期で臨時国会が召集された。私は閉会中でも毎日国会事務所に行っているので仕事パターンは変わらないが、東日本大震災のことを考えたら国会を閉じるなんでとんでもないことだ。本来通年国会にし、毎日審議すべきことだ。
第三次補正予算がすぐに国会に提出されないこともあり、今日は新閣僚の所信表明が各委員会で開かれる。9月の臨時国会で民主党が「内閣は素人集団である」と応じなかったためだ。9月1日に野田内閣がスタートしたのに、大臣所信が10月21日という、この内閣のカメよりも遅い歩みはいったいどうしたことか。平時でもこんな対応はありえないスピード社会にあって、国家の危機を痛痒にも感じない内閣だ。
午前10時からは党の国会対策と予算委員会の打ち合せ会があり、各部会長らが全員出席した。自民党が組織をあげて予算委員会で対峙するという、これも本格的には初めてだ。これまで関係者だけでこじんまりと、あとは質問者の個人プレーでやっていた。この打ち合わせ会が途中で腰砕けに終わらないように祈るばかりだ。
13時からは党の予算検討委員会があり、やはり各部会長が第三次補正予算に対する各部会からの見解を、追加や修正予算として、また逆にムダと考える削減予算として提出した。
国会審議が始まる前に、民自公3党で補正予算について、あらかじめ協議することに批判もあるが、あまりにも政府の対応が遅く、これ以上被災者のことを考えると遅らせたくないため、やむをえないと考える。
今回の自民党の人事案や参院のドタバタでマスコミに派閥主導人事と書かれ自民党の支持が低迷している。
私は引き続きSC文科大臣で文科部会長に留任で内定しているが、いくら逆ピラミッドでベテラン議員の方が圧倒的に多いにしろ、国民にインパクトを持って期待される人事案とは言いがたい。
清水地区後援会役員会(片岡喜吾会長)でも、その話が中心だったが、特に今回は選挙制度改革や国会議員の定数削減の話が出た。
私は先の衆議院選挙でも個人のマニフェストで国会の一院制と議員3割削減の定数500名を提案している。世界の3分の2は、既に一院制である。しかも日本のように衆・参とも権能がほとんど同様の国は数少ない。今後ともねじれ解消は難しく、政治の機能不全状況はシステムによってつくり出される。あわせて選挙制度も大選挙区制度に改める。
一院制にするためには憲法改正が必要だ。これがまたハードルが高い。衆参で3分の2以上の賛成、国民の過半数以上の同意が必要だが、これまでも60年以上1度も憲法改正されたことがない。これも日本ぐらいなものだ。私たちはもっと憲法改正をしやすくするために、超党派の憲法96条改正議連をつくった。これは3分の2賛成条項を、2分の1賛成条項へとハードルを下げるものだ。
まだまだ憲法96条改正議連も加盟議員が少ない。国難の時、現状維持で何も変えられないような政府や国会なら、そんなものは国民にとって害悪そのものだ。私も先頭に立って行動する危機感を持つ時に来ている。
静岡自民党県会議員対象の教科書問題について講演に行く。静岡県庁で9月議会の議案説明会の前に、研修会として企画されていたが、この4月の選挙で若い人も増え意欲にあふれている面々だった。
自民党も変わってきたと思う。地方の県議会職員レベルはボスが多く、10年ぐらい前はどこに行っても若造の国会議員が来てても「なんぼのもんじゃい」のような雰囲気を持った議員が3分の1はいたが、少なくなってきた。静岡ではまったく存在しているようには思われず、「利権」とか「驕り」とかのにおいはなくなっている感じだった。
実際はベテラン県会議員もたくさんいて、自民党が過半数の議席を取っているが、役職は若い期数の議員が就いているという。風通しが良くなり、若手議員も良く勉強しているという。
変わっていないのは、党本部の人事だと逆に思った。谷垣総裁は身内だけの重用ではなく、もっと若手の国会議員を活用すべきだ。
さて、静岡県も中学の歴史・公民教科書は全て、東書か教出のみだった。私たち自民党はこれまで人が良すぎた。足下では私たちの思いとは逆の教科書採択が行われている。今後、県や市町村議会で教育委員会のあり方も含め、しっかり正して欲しいしそもそも再検討する必要がある。
本日16時より「沖縄八重山地区の教科書採択について」合同部会を開催する。
ふるさとの高崎で高崎市議会新風会(自民党会派)での講演をする。市議会41議席中、21議席という最大会派が新風会だそうだ。
私が生まれたところは倉渕村、その後中学を卒業するまでは榛名町だったがいずれも合併して今日高崎市になっている。そんな縁もあった。
もっと自民党の国会議員はしっかりしてほしいというのが結論だろう。群馬は保守王国ではあるが、先の衆議院選挙では5議席中2議席しか確保できなかった。しかし地方議会はいずれも過半数を獲得している。地方議会は頑張っているのだから国においても早く政権奪還をしてほしいが、自民党の政策が何くないが見えないとの声があった。
私は遠回りのようだが、国家の3要素である国民・主権・領土をこれまでないがしろにしてきた反省に立ち、まず憲法改正から着手すべきだと訴えた。その第一が憲法96条の改正だ。憲法96条は衆参両院で各々3分の2以上の賛成がなければ改正できないという、憲法改正の足枷を定めた条項だ。この3分の2を、2分の1に改正することにより、これまで64年間改正できなかった憲法を改正しやすく、まず実現しようという国会の意思を表すものである。
そして、次に憲法を改正して国会を一院制にしたい。衆参同時合併して定数も3割削減し500名にする。選挙制度も都道府県単位の大選挙制にする。
まず国家の基本法である憲法の改正、そして国会のあり方から変えていこうとする意思を国会議員が持つことが大切だと述べた。
自民党は国家戦略本部で国家戦略本部を策定した。私は第6分科会で教育に携わった。その報告が先日発表された。詳しくは自民党のホームページをご覧になっていただきたいが、教育のポイントだけ、ここではご紹介したい。
自民党も民主党政権の日教組の考え方に沿った教育政策をしている事に批判するだけでなく、これまでの日本の教育政策について深刻に反省する必要がある。その上に立って、まず教育再生への基本的考え方をまとめた。
① これまでの行き過ぎた平等(悪平等、即ち機会の平等ではなく結果の平等を追求)の是正。小学校から大学まで、外部に足して極端に閉鎖的な体制の改革。
② 家族・家庭の重視。よき伝統、文化、道徳を大切にする教育の実現。(平成18年の新教育基本法と平成22年自民党綱領をベース)
③ ゆとり教育の悪しき側面を反省し、基礎学力をしっかり育成。
④ わが国の特質である「和と絆」を大切にしつつ、グローバル化時代に対応した教育を展開。
これらを基本に、教育を国家の最優先政策と位置づけ、教育投資の飛躍的拡大を図り、「自助自立する国民」「家族・地域社会・国への帰属意識を持つ国民」「よき歴史・伝統・文化を大切にする国民」「自ら考え、判断し、意欲にあふれる国民」を育成する事を教育の目標とした。これも詳細は自民党のホームページをご覧になっていただきたい。
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/112141.html
執行部と五期生との懇談会が昼食時にあった。自民党は一期から期が上がるごとに議員数が増えてくる逆ピラミッドになっている。選挙で勝てる地盤を持っているとも言えるが、危機対応能力に欠けるとも言える。
五期生は24名いるが、16名程度が参加していた。全員が発言した中で、ある議員は「自民党は気の抜けたビールみたいだ。」と自嘲気味に発言していたが、その通りだと思っている人も多い状況だ。
私は、「だからこそ、自民党に今必要なのは気迫だ。菅内閣の批判ばかりしているのではなく、一日でも一時間でも早く政権奪還することが日本のためだ。そのために一刻でも早く解散総選挙に追い込む気概を持つことが、谷垣総裁をはじめ今の自民党に必要だ。」と述べた。
3月11日の震災以降、菅政権の対策は後手後手で対応できていないことは明らかだ。1ヶ月程度の空白が選挙によって生まれたとしても、自民党が政権をとったなら、それ以上に挽回するノウハウも人材も政策も持っているのだから、この際、菅総理を退陣させるだけでなく、一気に解散まで持っていく気迫と気概が自民党に求められていると、私は考える。
大島副総裁からは、「以前は連立の大島とか言われたが、現在はそのような気持ちはない。選挙に向けて空白区は300のうちわずか十数区になっている。連立などありえない。」との発言もあった。
谷垣総裁の話からは、タイミング的に迷いも感じられたが、戦術はいろいろあるが、戦略的気概はやはり「一日でも早い解散総選挙。そして政権奪還だろう。」






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